どうもゆとりです。
今回は、お酒についての記事です。
私が2021年5月にお酒をやめてから、5ヶ月になります。
今日は、私がお酒をやめることにした理由やお酒を飲むメリット・デメリットについて紹介します。
この前もお酒を飲むのは控えようと決意していたのに。
そんな君には、僕がお酒をやめた理由について紹介するよ
お酒を飲んでいたこれまでの私
お酒を飲み始めた時のことをあなたは覚えているでしょうか。
私がお酒を飲み始めたのは、大学の頃のサークルの飲み会でした。
当初は、こんな苦い飲み物を美味しそうに飲める意味がわかりませんでした。
しかしながら、飲み会を重ねるうちに、その意識は次第に薄くなり、「お酒って楽しい!」と思うようになりました。
社会人になってからも職場や同期との飲み会などがさらに増え、お酒への抵抗がなくなり、
気が付くと日々の仕事のストレスを解消するために、晩酌(ビール1本、焼酎の水割り)をするようになり、「お酒のない生活なんて考えられない」と思うようになっていました。
私の飲酒による後悔あるある
お酒が当たり前の生活を始めてから、次のようなことが起きており、飲み会の翌日には「もう飲みすぎない」と誓うものの飲み過ぎを繰り返していました。
・飲み会の席で気が大きくなり失言等をしてしまう
・許容量を大きく超過し、リバースする
・二日酔いでだいたい次の日を丸一日潰してしまう
・泥酔して、これまで積み上げてきた良い習慣(運動や勉強)をやめてしまう
他にも、キリがないほど飲酒による後悔がたくさんあります。
お酒をやめようと思った転機
こんな私にも、お酒を習慣的に飲まなくなる転機が訪れました。
それは、仕事での失敗と父親の入院でした。
まず、仕事での失敗ですが、当時、毎日の晩酌を楽しみに生活していた私は、徐々にお酒の量が多くなり、翌日の仕事の際には、思考力と判断力がかなり低下しており、いつもであれ
ば絶対にしないようなミスを連発し、そのミスを取り返すために発生した仕事を繰り返すという失敗の悪循環に陥っていました。
「流石にこれはまずい」という意識から、少しずつ飲む量を減らし始めるようになりました。
それから、私の父親が脳卒中で倒れ入院したことでした。
父親は、職業柄飲み会の数がかなり多く、週に数回は飲み会に行っており、生活習慣が乱れ、学生時代はかなり細身だったらしい(?)体型も誰がどう見ても肥満型になっていました。
入院した当初の父親は、喋ることも指を動かすこともままならない状態で、初めて病室を訪れた時「あんなに元気だった父親がこんなことになるなんて」と私の中に一生忘れられない深い衝撃を与えました。
それから、「私はこうなりたくない」という強い思いが芽生え、病状が悪化した際にすぐに駆けつける必要があることから、「お酒をやめよう」と本気で決意し、毎日の晩酌をすることがなくなっていきました。
お酒を卒業できるまで
病院に駆けつける必要があったことから、晩酌をやめる必要がありましたが、これまで毎晩していた晩酌をやめるにはかなりの抵抗もありました。
どうしてもビールを飲んだ時の感覚が忘れられなかったのです。
そのため、私は、ビールの代わりにノンアルコールビールを飲むようにしました。
それから、数ヶ月は要したでしょうか、徐々にノンアルコールビールを飲む数も減っていき毎日の晩酌はなくなっていきました。
その後、父親の病状は悪化することなく、リハビリの成果もあり、言語機能に多少の障害、左半身に多少の麻痺が残ったものの、会話もできるようになり、杖をつきながら自分で歩くこともできるようになりました。
それをきっかけに、飲み会の際は、お酒を少し飲むようになりましたが、あるとき「ノンアルコールでも飲み会は楽しめるのでは?」と思い、ノンアルコールで飲み会を過ごしてみました。
その結果、お酒を飲まなくても楽しくやれている自分に気づき、ついにお酒を飲むこともやめました。
お酒を飲まないメリット
あなたは、お酒を飲まないメリットについて知っているでしょうか。
人気俳優が美味しそうにお酒を飲むCMを見て「よし、コンビニに行こう!」と息巻いていた私はもちろん知りませんでした。
お酒を飲まないメリットは次のとおりです。
・健康になれる
お酒を飲むと熟睡できるような気になりますが、実際は、肝臓等がアルコールを分解するために睡眠中も働いており、熟睡できていません。
睡眠の質が崩れると翌朝体がだるかったり、頭痛などの不調に見舞われる方も多いのではないでしょうか。
・習慣を維持できる
体がだるかったり、朝起きるのが遅かったり、私たち人間は非常に弱い生き物なので、いつもの生活にイレギュラー要素があると、ついついこれまでの習慣をやめてしまいます。
・二日酔いなど時間を無駄にすることが少なくなる
二日酔いがなくなるので、たとえ飲み会の翌日でもこれまで通り、気持ち良い朝を迎えることができ、筋トレや瞑想などに時間を使うことができます。
・お金が貯まる
まず、外に飲みに行くお金がかかりません。
私の場合、飲みに出る時は、毎回2次会まで行っていたので、少なくとも6,000円はかかっていました。
月に2回、年間で約14万円ほど
さらに、毎日の晩酌に合わせて、つまみやお菓子等も買っていたので、お酒に伴う月の支出はかなりのものになっていました。
・痩せる
私は、事務職のため、一日中椅子に座ってパソコンをカタカタしています。
仕事は遅くまでかかることも多く、帰宅から晩酌して寝るまでの間に運動が入り込む余地はなく、通勤で少々歩く程度の私は、徐々にお腹がぷっくりと出てきていました。
お酒を飲まないデメリット
ここからは、私がお酒を飲まなくなってから感じたデメリットです。
・飲み会に誘われなくなる
お酒を飲まないので、ほとんど、職場の定期的な飲み会だけになり、飲み会に誘われることが少なくなりました。
最初のうちは、若干の寂しさもありましたが、徐々にそれすらも気にならなくなりました。
・一人だけシラフ
お酒を飲んでいないので、周りのテンションの差に圧倒され「こんなに世界が違って見えるのか」と思うほどでしたが、観察し始め「この人、飲むと性格めっちゃ変わるな」とか
「そんなキャラを隠してたのか」と思うことが多くなり、翌日になっても忘れることは無くなったため、普段とのギャップを想像し、いろんな人を好きになれるようになりました。
今後の私
禁酒や禁煙という言葉がありますが、私はあまり好きではありません。
なぜなら、ゲームを1日1時間までと禁じられ、夜中にこっそりゲームをして夜を明かしたり、小学校の頃に火災報知器を鳴らしてしまったり、私たち人間は、禁じられていると、ついついやりたくなってしまうからです。
なので、私はお酒を卒業する「卒酒」という言葉を使うようにしています。
私たちが懐かしい思い出のある小学校や中学校生活に戻らないのと同じで、お酒を卒業することでお酒のある生活へ戻りにくくなると思います。
これを機会にあなたもお酒を卒業してみては、いかがでしょうか?
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。