どうもゆとりです。

今回は、四人暮らしの方がFIREを目指す場合にどのくらいの金額が必要となるか、実際にFIREを目指している私が具体例を踏まえて紹介します。

 

この記事を読むことで、四人暮らしの方がFIREを目指す上で、どのくらいの金額が必要になるかを知ることができ、更に自分で計算することもできるようになります。

 

FIREの種類

まずは今回、必要額を算定する３つのFIREについてサラッと紹介します。

ファットFIRE

どうせFIREするなら、無理な節約をすることなく、働かなくても豊かな暮らしを実現したい方向けです。

月の支出については、自分が望むライフスタイルや趣味などによって大きく異なりますが、今回は、月の平均支出（約33万円）よりも高めの金額（38万円）に設定して算定してます。

リーンFIRE

普段、そんなにお金を使わないし、節約も得意！FIRE後は働きたくないけどなるべく早くFIREしたい方向けです。

今回は、月の平均支出（約33万円）よりも低めの金額（27万円）に設定して算定してます。

サイドFIRE

お金も適度に使いつつ、FIRE後は無理せず働いて、なるべく早くFIREしたい方向けです。

月の支出も少なく、また労働によって生活費の一部を賄うことで必要な金額が減り、達成のハードルもかなり下がります。

今回は、月の平均支出（約33万円）と同額（33万円）に設定し、労働による月の収入を10万円として算定しています。

FIREについてもっと基礎・簡単なところから知りたい方は、「全社会人に捧ぐ！社畜から脱出ルート〜FIREのすすめ〜」をご覧いただければこの記事の理解がより深まります。

 

 

 

 

ファットFIRE

賃貸の場合

★FIREに必要な金額　1億7,075万円
＝年間支出683万円×２５倍

◆１年間に必要となる金額　683万円
＝月38万円✖️12月＋227万円
※　所得は、全て株式などの配当金を想定しています。

◆月の支出　  38万円
・家賃　　　　８万円
・光熱水費　　３万円
・通信料　　　２万円
・食費　　　　８万円
・趣味・娯楽　10万円
・衣服・美容　４万円
・自動車　　　３万円

◆その他年間支出　227万円（≒226万8千円）
・税金（住民税・所得税）約20％　年114万円
・保険料等（国民健康保険・介護保険料）月額３万円×１２月×２人＝72万円
・国民年金　月額１万７千円×12月×２人＝40万８千円
※　子どもは、保険料等と国民年金がかからないものとして計算。

持ち家・実家住みの場合

★FIREに必要な金額　1億4,200万円
＝年間支出568万円×２５倍

◆１年間に必要となる金額　568万円
＝月30万円✖️12月＋208万円
※　所得は、全て株式などの配当金を想定しています。

◆月の支出　 30万円
・家賃　　　　　０円（持ち家・実家）
・光熱水費　　３万円
・通信料　　　２万円
・食費　　　　８万円
・趣味・娯楽　10万円
・衣服・美容　４万円
・自動車　　　３万円

◆その他年間支出　208万円（≒207万8千円）
・税金（住民税・所得税）約20％　年95万円
・保険料等（国民健康保険・介護保険料）月額３万円×１２月×２人＝72万円
・国民年金　月額１万７千円×12月×２人＝40万８千円
※　子どもは、保険料等と国民年金がかからないものとして計算。

リーンFIRE

賃貸の場合

★FIREに必要な金額　1億3,100万円
＝年間支出524万円×２５倍

◆１年間に必要となる金額　524万円
＝月27万円✖️12月＋200万円
※　所得は、全て株式などの配当金を想定しています。

◆月の支出　 27万円
・家賃　　　　６万円
・光熱水費　　３万円
・通信料　　　２万円
・食費　　　　 7万円
・趣味・娯楽　４万円
・衣服・美容　２万円
・自動車　　　３万円

◆その他年間支出　200万円（≒199万8千円）
・税金（住民税・所得税）約20％　年87万円
・保険料等（国民健康保険・介護保険料）月額３万円×１２月×２人＝72万円
・国民年金　月額１万７千円×12月×２人＝40万８千円
※　子どもは、保険料等と国民年金がかからないものとして計算。

持ち家・実家住みの場合

★FIREに必要な金額　1億950万円
＝年間支出438万円×２５倍

◆１年間に必要となる金額　438万円
＝月21万円✖️12月＋186万円
※　所得は、全て株式などの配当金を想定しています。

◆月の支出　 21万円
・家賃　　　　　０円（持ち家・実家）
・光熱水費　　３万円
・通信料　　　２万円
・食費　　　　 7万円
・趣味・娯楽　４万円
・衣服・美容　２万円
・自動車　　　３万円

◆その他年間支出　186万円（≒185万8千円）
・税金（住民税・所得税）約20％　年73万円
・保険料等（国民健康保険・介護保険料）月額３万円×１２月×２人＝72万円
・国民年金　月額１万７千円×12月×２人＝40万８千円
※　子どもは、保険料等と国民年金がかからないものとして計算。

サイドFIRE

サイドFIREの場合、支出の一部を労働によって賄う必要があります。

自分自身が望むライフスタイルや労働時間によって必要金額は異なりますが、今回は、月に10万円分だけ働くこととして算定します。

賃貸の場合

★FIREに必要な金額　1億2,275万円
＝年間支出491万円×２５倍

◆１年間に必要となる金額　491万円
＝月33万円✖️12月＋215万円-120万円
※　所得は、全て株式などの配当金を想定しています。

◆月の支出　 33万円
・家賃　　　　７万円
・光熱水費　　３万円
・通信料　　　２万円
・食費　　　　８万円
・趣味・娯楽　７万円
・衣服・美容　３万円
・自動車　　　３万円

◆その他年間支出　215万円（≒214万8千円）
・税金（住民税・所得税）約20％　年102万円
・保険料等（国民健康保険・介護保険料）月額３万円×１２月×２人＝72万円
・国民年金　月額１万７千円×12月×２人＝40万８千円
※　子どもは、保険料等と国民年金がかからないものとして計算。

◆労働による収入　120万円
＝月10万円×12月

持ち家・実家住みの場合

★FIREに必要な金額　9,750万円
＝年間支出390万円×２５倍

◆１年間に必要となる金額　390万円
＝月26万円✖️12月＋198万円−120万円
※　所得は、全て株式などの配当金を想定しています。

◆月の支出　 26万円
・家賃　　　　　０円（持ち家・実家）
・光熱水費　　３万円
・通信料　　　２万円
・食費　　　　８万円
・趣味・娯楽　７万円
・衣服・美容　３万円
・自動車　　　３万円

◆その他年間支出　198万円（≒19７万8千円）
・税金（住民税・所得税）約20％　年85万円
・保険料等（国民健康保険・介護保険料）月額３万円×１２月×２人＝72万円
・国民年金　月額１万７千円×12月×２人＝40万８千円
※　子どもは、保険料等と国民年金がかからないものとして計算。

◆労働による収入　120万円
＝月10万円×12月

まとめ

 

今回は、四人暮らしの方がFIREを目指す場合にいくら必要になるのかを紹介しました。

各FIREごとに、必要となる金額は次のとおりです。

 

	賃貸の場合	持ち家・実家住みの場合
ファットFIRE	1億7,075万円	1億4,200万円
リーンFIRE	1億3,100万円	1億950万円
サイドFIRE	1億2,275万円	9,750万円

 

FIREに必要な金額は、自分のライフスタイルなどによって大きく異なります。

そのため、実際にご自身の目標金額を算定するときは、今の月額支出を把握してから行うことがお勧めです。

月額の支出把握したいけど、紙の家計簿をつけるのはめんどくさい、入力もなるべく最小限にしたい。

そんな忙しい方には、家計簿アプリのマネーフォワードミーが圧倒的にお勧めです。

有料版もありますが、無料でも十分に使えますので、まずはこちらの公式サイトからチェックしてください。
https://moneyforward.com