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FIRE

FIRE達成にどれくらいかかる?月10万円(年120万円)を貯金・投資した場合

どうもゆとりです。

今回は、実際に月10万円(年120万円)を貯金・投資した場合に、FIREまでどのくらいの時間がかかるのか、そもそもFIREは可能なのか、実際にFIREを目指している私が3つのケースに分け紹介します。

社会人Lv.1
社会人Lv.1
実際にFIREを目指したいと思うんだけど、FIREを達成するためにどれくらいの時間がかかるのかな?

 

ゆとり
ゆとり
家族構成やライフスタイルなど目指すFIREによってかかる時間が異なるんだけど、今回は、月に10万円(年120万円)を貯金・投資した場合にどれくらいの時間がかかるか紹介するよ。

 

この記事を読むことで、月10万円(年120万円)を貯金・投資した場合、FIRE達成までにどのくらいの時間がかかるかを知ることができます。

 

まずは、さらっと結論から!

 

結論

月10万円(年120万円)の貯金・投資でかなりの金額を貯めることができ、年利5%や年利7%で運用できれば、独身や二人暮らしの場合一部のFIREに手が届きます。
実現までにはやや時間が必要となるため、より早くリタイアしたい場合は、月の貯金・投資をもっと増やす必要があります。

 

FIREにどれくらいかかる?

 FIREを達成するためには、起業して成功を目指す方や宝くじを当てられる特殊な方を除けば、私を含めほとんどの人が働いて得た給料で貯金や投資を行うこととなります。

 

 仮に毎月10万円(年間120万円)を貯金した場合、FIREを達成できるまでにどれくらいの時間がかかるのでしょうか。



貯金について

社会人であれば、給料日になれば銀行に給料が振り込まれ、そこから生活費や貯金に回しているかと思います。

 

貯金の良いところは、ほぼ何も考えなくて良いところと預けたお金が減ることがかなり少なく、低リスクであることでしょう。

 

銀行の普通預金に預ける場合の利率は、大手の銀行でも0.001%、au自分銀行のキャンペーンをフル活用した場合に0.2%となります。

仮に、100万円を1年間預けた場合、0.001%の場合だと、利息はたったの10円となります。

 

正直に言って、この利息はほとんど無いに等しいので、今回は利息を考えずにFIREにかかる時間等を算定しています。

 

投資編(特にインデックス投資)

老後2000万円問題や2024年の新NISA制度など、テレビやインターネットなどで投資について耳にすることが多いと思います。

 

今回は、投資の勉強に時間を使いたくないという方やなるべくリスクを抑えつつ増やしたいという方を想定してインデックス投資で長期・分散・積立投資を行うこととします。

 

特にインデックス投資の中でもアメリカの上場企業のうち上位500社の株価の値動きに連動するように運用を行うファンドかつ、実際に私も8割くらいの資産を投入しているS&P500に投資することとします。

 

こちらは、プロが個別に株式等の良し悪しを判断する投資手法と比べると人件費等の運用コストがほとんどかからないため、結果的に長期投資した場合利益が大きくなります。

 

S&P500に投資を行なった場合、リーマンショックやコロナショックなど一時的に大きく値段が下がる時があるものの、長期的に見ればその利益率は平均すると年利7%になるそうです。

 

社会人Lv.1
社会人Lv.1
S&P500への投資がおすすめなんだね!

 

今回の試算では、計算を簡略化するために、1年目に120万円貯金して、2年目から複利が発生するものとします。

 

なお、利益率を年利7%にするとともに、経済状況がわもっと悲観的なケースを想定して、利益率を年利5%で計算します。

 

計算方法としては、複利で計算するため、仮に5年後の金額を算定した場合は、次のような計算をすることになります。

 

1年目(4年間)、2年目(3年間)、3年目(2年間)、4年目(1年間)、5年目(なし)に積み立てた金額の元利合計金額

 

10年後以上の金額を算定したい場合も同様に続けていきます。
年数が短い場合は、計算機等で計算することも可能ですが、エクセル等の表計算ソフトを活用するともっと楽に計算できます。

 

表計算ソフトがない方やもっと楽にという方は、金融庁のホームページにて複利計算シュミレーションがありますのでこちらからご確認ください。

金融庁資産運用シュミレーション

 

実際に試算した結果

貯金(各年)

月10万円貯金できれば、1年間で120万円貯金することになります。(=10万円×12月)
ただ、社会人になったばかりの頃は初任給も低く、奨学金の返済がある場合は、月10万円を貯金できる猛者はほとんどいないのでは無いかと思います。

 

30代に入り、手取りが20万円を超えた場合、ボーナスがある程度出る会社であれば、毎月10万円貯金できなくとも、年120万円は狙えるでしょう。

貯金
5年後  600万円
10年後 1,200万円
15年後 1,800万円
20年後 2,400万円
25年後 3,000万円
30年後 3,600万円

貯金の場合は、25年後に3,600万円となり、独身で持ち家や実家住みであれば、なんとかサイドFIRE達成できるという結果になりました。

 

貯金だけでFIREを目指す場合は、月の貯金額をもっと上げる必要がありそうです。

 

年利5%で運用できた場合

年利5%で運用できた場合、貯金と比べると最初の5年間は、そこまで金額に大きな違いはありませんが、10年を超えるとその差は歴然です。

 

年利5%
5年後  690万円
10年後 1,578万円
15年後 2,712万円
20年後 4,160万円
25年後 6,007万円
30年後 8,371万円

 

年利5%で運用できた場合は、30年で8,000万円を超えるため、独身であれば、リーンIREやサイドFIRE、持ち家や実家暮らしの場合はファットFIREも達成することもが叶います。

 

年利7%で運用できた場合

年利7%で運用できた場合、年利5%で運用できた場合と比較しても、25年で2000万円も金額が大きくなっており、年利が高ければ高いほど経過する年数に比例して更に金額が大きくなることがわかります。

 

年利7%
5年後    729万円
10年後   1,765万円
15年後   3,218万円
20年後   5,255万円
25年後   8,112万円
30年後 1億2,120万円

 

年利7%で運用できた場合は、30年で1億2,000万円を超えるため、独身であれば3つのFIRE、二人暮らしであればサイドFIREやリーンFIREが達成可能となります。

 

まとめ

それぞれ試算した結果、次のとおりとなりました。
 
  貯金 年利5% 年利7%
5年後  600万円  690万円   729万円
10年後 1,200万円 1,578万円  1,765万円
15年後 1,800万円 2,712万円  3,218万円
20年後 2,400万円 4,160万円  5,255万円
25年後 3,000万円 6,007万円  8,112万円
30年後 3,600万円 8,371万円 1億2,120万円

 

月10万円(年120万円)を貯金・投資することでかなりの金額を貯めることができ、年利5%や年利7%で運用できれば、独身や二人暮らしであっても一部のFIREに手が届きます。

 

より早期にFIREを達成したい場合であれば、月の貯金・投資をもっと増やすことが必須となりそうです。

 

そもそも、FIREにいくら必要なのかを詳しく知りたい方はこちらの「【まとめ記事】いくらかかる?世帯別FIREに必要な金額を紹介!」をご覧いただけると世帯人数ごとに3つのFIREにおいて必要となる金額を知ることができます。

 

また、私がFIREを強く目指そうと思ったこちらの1冊がおすすめ!

 

子供の頃の世帯年収161ドル(約22,000円)の筆者が、31歳でミリオネア(1億円以上)になってFIREを達成するまでが書かれたFIREブームを巻き起こすきっかけになった本です。

 

FIREを達成するためのポイントや失敗談、苦悩もしっかり書かれているので読み応えがあります。



ABOUT ME
ゆとり/れべわん(社会人LV.1)
FIREを目指す20代サラリーマン ブロガー兼社畜。時々投資家。  社会人3年目に、楽して稼ぎたいと甘い気持ちからFXにハマり、見事に全財産を溶かし、「楽して儲かる道はない。」と悟る。 数年間の現実逃避をへてFIREに出会い、以降はリスクを抑えた堅実な投資(主にインデックス投資)に邁進。  なお、FIRE道を歩む途中で学生時代に大金を叩いて購入した自転車を盗まれ「持たざる者からは盗めぬだろう」との思いを強く抱き、ミニミリズムに目覚める。  現在は、1度挫折したブログを再開し、FIREの達成の種とすべく日々奮闘中。